2010年01月21日

右手指の第二関節。

ボウイングで重みを乗せる際、こいつらを思い切ってぐんと曲げてやればいいのだと今日気づいた。重みがうまい具合に乗ってしかも力みによる弓の暴れが少なくなる。悪戯の「ひざカックン」みたいな形だ。曲げる、というか重みに対して抵抗なく曲がる、と言ったほうが正しいか。

もっとバランスを取れるように、様々なボウイングに対応できるようにすることは今後の課題。あと左手にも応用できないか。
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2010年01月10日

置くだけ。

何気なくYoutube観てたら大学オケの後輩がプロやっててすげえびびった。ソリストでもなくオケでもないけれど、プロはプロ。

さて今日のタイトルは弓のこと。構えを適切にしさえすれば弓は始終「置くだけでよい」ように今日の練習では思った。手と弓の乗っている弦との間で静かに橋をかけるように。荷重は弦に、ではなく弦から弓のフロッグまで均等にかけるつもりで。ここでの荷重はことさらに加えるのではなく弓を弦の上に置いたときに自然にかかる荷重のこと。

ボウイングでは最初の発音を重視。右手の軌道は弓の延長線上をキープするように。前後上下含め三次元的に。音符の長さに応じて手と手首の柔軟さで弾くか、肘から先の腕を使うか、それとも腕全体を使うかをよく考える。力を加えないので腕が早く動きがち。意識的にゆっくり。

左右のすべての指の付け根部分を柔軟に。左手はポジション移動で最近親指がついて行けてなかったので意識して修正。

だいぶラクになった。無茶なテンポでやらなければ無伴奏2番のクーラントもどうにか通せそうな感じ。最近の悪い癖として弾いている間にわずかに右に傾けて構えていたはずのチェロがだんだん左に回ってくる、というのがあった。要するにいらん力が入っていたわけである。弓を乗せるだけにしたらだいぶおさまった。

ここから荷重を意識的にかける方法を模索してもいいが、当面は「乗せるだけ」の状態で、できるだけ駒に近いところを安定して弾けるようにしたい。
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2010年01月05日

これが本当のワタシ。

久しぶりに自分の演奏を録音してみた。誰このヘタクソ(笑)。
音程悪いし発音は曖昧だし音ぶちぶち切りすぎだし不気味なうなり声満載だし。とても人前に出せるものではないのでフリーソフトで少しリバーブかけて遊んだりしたあとで没。

ところでローランドのレコーダー、現在はR-09HRという型式になっているらしい。お値段は安く買えたとして3万5000円程度か。ちょっと食指が動いてきた。ちゃんとした録音機材があれば自分のスカタンな演奏ももう少しマシに聞こえるかもしれぬ(今日使ったのはデジカメの録画録音機能)。
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2010年01月04日

細かいところは小さな動きで。

Youtubeでとあるチェロのレッスンビデオを見ていてふと気づいた。今自分は長い音符も細かい音符も全部腕全体で弾こうとしていないか。

考えれば当たり前のことだが、長い音符は腕全体、やや短い音符は肘から先、もっと細かい音符は手首や指の柔軟さで、というふうに弾き方を変えることはレスポンス向上のために非常に有効であろう。ただ自分の場合、それをやると手先だけの弾き方になってしまう&弓の直角が保てないような気がしていたのでこれまで意識的に弾き分けの練習はしてこなかった。しかしクーラントその他を練習しているときのガス欠症状は如何ともしがたい。ということでこの弾き分けを実践してみることにした。

腕の部位を使い分けることに加えて、弓の直角をより厳密にすること(実は今までもさほど正確ということはなかったかもしれないが)、細かい動きだからといって弓の動きを早めないこと(同じ速度で弓を使う範囲を狭くすれば当然音は短くなる)、そして細かい動きでもしっかり弓の毛に弦を「つかませる」ことに留意しながら練習。まあまあ感触は悪くなかったが部位の使い分けがまだうまくできていない。使い分けといってもばらばらではなく「指」「指+手首」「指+手首+肘から先の腕」「指+手首+肘から先の腕+肘の手前の腕」という具合に分けられるのだと思うが。

こういう弾き分けの動きと移弦のしっかりした動きを合成して、的確かつ省エネと言える弾き方ができたらいいがと思う。
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2009年12月30日

置いて乗せて。

寒いと手や身体が温まるまで時間がかかる。ただでさえスロースターターなのにまともに弾けるようになるまでの時間が5割増し。では今日のメモ書きいろいろ。

弓の基本姿勢は「乗せるだけ」。弦の上に弓の毛を乗せて、体にも腕にも力の入っていない状態を作る。

弓の前後の角度。弓の木の部分の重みがいちばん弦に乗る角度。要するに毛の直上に木が来るように。奏者から見るとかなり手前に傾いているようにも見える。

運弓の際には手のひらが弓に乗っかって、弓の毛と弦との摩擦によって安定するような状態をできるだけ保つこと。弓の前後の角度を適正にしたうえでこのことに気をつけると、自然に中指から重量が弓にかかってくれるような気がする。ただし現時点ではこれをやると親指の位置がだんだんずれてくる。手と指の形を保ちつつ手のひらを上手に乗せることが課題。

弓にかかる荷重は腹で受け止める。骨盤を立てる。腹筋に少し力を入れる。腹式呼吸。上体が反り返らない程度に両足を踏ん張る。下半身を安定させて弓の重さと動きを受け止める。

肘は下がりすぎてはいけないが、ただ持ち上げればいいというものでもない。テーブルに手をついて腕の重みを手から指に乗せていくと肘は自然に持ち上がる。この自然な肘の上下方向の動きを感じ取れるくらい腕の関節を柔軟に保つこと。
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2009年12月18日

いろんな思い付き。

2番クーラントは多少マシにはなってきたがまだうまく行っていないところがかなりある。1番のそれより難易度低そうなんて書いておいてなんたるザマ。反省。

さてクーラントをメインに、そしてそればかりやっていると頭が煮詰まってくるのでサラバンド以降をさらってみたり、あるいは1番のクーラントをごにょごにょと弾いたりしながらいろんなことを考えた。

・腕の脱力は身体の安定を保つことを考えながら、肩甲骨を含めた肩ユニットごとドカンと落とすつもりで。

・左右の手の移弦、左手のポジション移動は移動元が地面、移動先が空。しっかりジャンプするためには地面をしっかり踏みしめよう。

・右手の親指に力が入ってきたときは弓の前後方向の傾きをチェック。手の甲の側から重みが伝わるように角度を微調整。もちろん寝かせすぎない範囲で。

・音を出すときは弦が弓の毛との摩擦力によってまず引っ張られ、それから張力によって引っかかりが外れて音が出る。その「弓が弦を弾く」感覚をできるだけ捉えられるようにする。思い切り駒に寄せてゆっくり弾く練習が効果的かも。

・左手の指は指板の表面から5センチ、右手の弓は弦から5センチ奥まで潜らせるつもりで。お好みで10センチでも50センチでもよいが。このとき両手の関節はできる限り柔軟性を保つこと。

・身体が前後左右に流れることによる運弓・運指動作のロスの低減について常に意識的であること。ダウンボウの長い弓のときは右脚で、アップボウの長い弓のときは左脚で、身体と楽器が流れるのを防ぐ。短い弓のときにも要所要所で同様のことを心がけると音がより明瞭になるように思う。

・弓を返すときには速度がゼロになる瞬間を心の眼で見る(笑)

・左手について。3や4の指で押さえるときは、同時に手のひらを逆に指板からこころもち離すくらいの感覚で。これらの指を離すときには逆に手のひらを近づけるつもりで。あくまで自分の感覚に過ぎないが、こうするほうが左手の形が崩れず、力もうまい具合に抜けてくれるような気がする。拡張で3や4の指を使うとき、1の指はむしろ上に引き上げるくらいのつもりでしっかり1の指があるべき位置をキープしたほうが確実に音程はマシになる。左手でも右手でも、手や腕のパーツをごっそり全部移動させようとすると、例えば野球のバッティングやゴルフのスイングでいうところの「泳いだ」感じになりやすい・・・のかもしれない。
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2009年12月10日

背筋力。

ここ数日(毎日できたわけではなかったが)練習を続けていて、どうもおかしかった。右手の形が全然安定せず、中指が浮き、すぐに人差し指で引っ掛けるような弾き方になってしまっていた。で、今日やっとその理由に気づいた。脱力を意識しすぎて肘が下がりすぎていたのだ。弓に腕の重みを乗せる、でなく手が必死こいて弓にしがみついているような状態だったことが分かった。肘をある程度の高さに保ち、その上で移弦の動きに合わせて自然に追従するように意識してみたら概ねうまくいった。

さて今日それに続いて考えたのが、この肘の位置を何によって保つかということ。肩の筋肉を動員したのでは肩関節周辺がもろに硬化するのでよろしくないだろう。やはりこれは左右とも背筋に静加重をかけるような感じで自然に支えてやるのがよさそうな感じがする。ガンガン引っ張り上げるのではなく、安定した下半身の基礎の上に柔軟かつ剛性の高い柱が据えられていて、それが上腕部の位置を保つ、という具合に。

クーラントはいまいち。指の動きが整理し切れてない。ゆっくり練習してプログラムのデバッグを行なう頻度を高めたほうがよさそうである。
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2009年11月28日

45度の効用。

今日は地元の工房さんで弓の毛を交換してもらった。帰ってきた弓に松脂をしゃわしゃわとすり込んでいざ練習。「・・・持ちにくい。」新しい毛に変えて、フロッシュの位置が弓先側にずれるため、親指が慣れた地形で踏ん張れずがくがくしている感じ。しばらくいつもと同じような弾き方で弾いてみたがなかなか改善せず。

というわけで今日は弓の毛のコンディションに左右されにくい持ち方を考えることにし、ものは試しでどこかのサイトで書かれていた「右手甲は45度内側に」を試してみた。実は以前にも何度か試したことはあったのだが、なんか弾きにくい、腕がねじれてる感じがする、等々の言い訳をつけて断念している。

しかしきょうはなぜか違った。右手甲を45度くらい傾け、かつすべての指が弓上でしかるべき位置をできるだけキープし続けるようにしてみると・・・「あれ、これで中指を止め具にして腕ぶらんとしたらダウンボウになるやん。これまでより重みの乗せ方がずっとラクチン」・・・これまで身体全体を使った脱力の仕方を自分なりに考え続けたことがいい方向に作用したのだろうか。そう考えるとちょっと嬉しい。

あとこの持ち方で非常に重要だと思うのが、「手の甲の角度はそのままキープ」ということ。こうすることによって弓の返しの際に中指が適切に踏ん張って弓に重さを伝えてくれるし、返しの間の道中でも弓圧・軌道・速力等がキープしやすい。・・・今後しばらくはこの形を崩さないようにゆっくり練習するつもり。いまやってるバッハ2番のサラバンドなど型を身に付けるのによさそうである。

ついでに書いておくと・・・手の甲の角度は具体的には「弓の尖端を弦に置いたときの手の甲の角度をそのまま手元に持ってくる」のがよいように今日の練習では思った。そういや曲を弾いているときでも弓先になると手の甲を傾けた持ち方になり元弓に近くなるとまたその角度がなくなる、という持ち方をずっと続けてきた。この点がシンプルになってくれればよいと思う。
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2009年11月25日

もっと弦を押さえて。

今日は練習をサボった。昨日の練習で気づいたことがあったので書いておこう。
指の関節を柔らかく保つこと。身体を安定させ、その上で肩の力を抜くこと。それはそれでいいのだが、力まないように、力づくにならないように、と気をつけるあまり、かえって腕が縮かんでいたような気がする。
それゆえ昨日の練習では強めに腕の重さを載せるように意識し、反発する弦の弾力を指やら手やらあっちやらこっちやらで感じる・・・つもりでやってみた。むしろこの方が関節がほぐれる気がする。ヘナヘナになっていた音量も多少持ち直した。

もひとつ。身体の中心軸を安定させることに加えて、右腕の安定のために右脚の、左腕の安定のために左脚の確実な接地がわりと重要なのではないか・・・ということ。左手がもつれたり音程が馬鹿になったり、あるいは右手が手先だけの苦しいボーイングになっていたり・・・そういう場合にはそれぞれの側の脚がきちんと床を踏んまえてない場合が多いように思う。

右手首が弓に乗っかるように。指は可能な限りすべて所定の位置を保とう。左手は当たり前のことだが移弦のとき指は可能な限り前の弦の上にとどめること。音階的なパッセージを弾くときにこのことと、(開放弦がある場合)開放弦の音が鳴るのをしっかり確認してから次の音を出しに行く(一瞬でも宙ぶらりんになる指が不安がって勝手に降りようとする・・・いや俺がヘタなんだが)こと、このふたつが守れれば音の明瞭さが確実に向上するはず・・・なのだが。
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2009年11月22日

左手親指を自由に。

クーラント相変わらず練習中。前回の記事で「左手が忙しないので発音が不明瞭になりやすい」と書いた17小節以降は今日もあまりうまくいかず。ただ左手の拡張が多いため、伸ばした1の指の緊張が他の指にも伝染しているのではないか、という気はしてきた。明日以降はできるだけ1の指を緊張させないような、あるいは他の指に緊張を伝染させないような方法を考えてみたい。

あとは弓の配分、何箇所かの区切りにリセットポイントを設けてタイミングを取り直す、身体が忙しさに負けて後ろに傾いてきていないかのチェックも。
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2009年11月11日

2番のクーラントの個人的注意点。

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4〜5小節のスラーで、いかに無駄な力を入れず、余計なことをせずに弓を動かせるか。音の粒立ち、発音の明瞭さにも注意。

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3回繰り返す「ラシドシラ#ソラ」がなかなかカッコよく決まらない。かすれる。隣の弦を擦ってしまう。スラーのあとの「レラミラ」だの「ファラミラ」だのも発音不明瞭。指の関節をできるだけ柔らかくし、落ち着いて弓を乗せたら明瞭になる、と分かってはいるものの、通しで弾いているとここまでに余計な緊張が蓄積して・・・。

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左手が忙しないので発音が不明瞭になりやすい。20小節と21小節のスラーは力を抜いて。左手の忙しさに巻き込まれないように。

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25小節は思ったより簡単。要するに1ポジの拡張。3の指をじっと動かさずに張り付けておき、あとは4-2-1-2-4と他の指を押さえなおせば済む。問題は27小節。どうも弾きにくくて指がもつれ、いつも音がつぶれる。・・・よく見るとジャンドロン先生の指定とちょっと違う指遣いしてた。明日は指定どおりの弾き方で試してみよう。

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前半終わりの「ラシドシラ#ソラ」と同じ。左手も右手も関節を柔らかく。ボウイングは何も足さず何も引かず。
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2009年11月09日

2番のクーラント練習中。

バッハ無伴奏2番のアルマンドをとりあえずさらい終わって、現在はクーラントを練習中。指の関節をできるだけ柔軟に保つことを心がけてきたせいか、指使いを覚えてしまえば(弾きやすさを考えてジャンドロン先生の指番号からは若干変更)思ったほどの技術的な難しさは感じません。いや芸術的に弾こうとすればやはり難しいのでしょうが。個人的には1番のクーラントよりとっつきやすい感じがします。移弦とか左手の指使いの窮屈さの度合いとか。

あとはボウイングの配分を考えるところ、力の入りやすいところ、音程がやや安定しないところが若干あるのを修正すること。そして後半走り気味になるので気をつけよう。
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2009年05月15日

バッハ無伴奏チェロ組曲第2番プレリュード

さて。このままでは旅行ブログになってしまうので、練習記録の動画をひとつ置いときます。

Bach : Suite for Unaccompanied Cello No.2 BWV1008 Prelude



全体的に譜面追いかけてるだけ。ボウイングがあんまり的を得てません。音程も時々雰囲気破壊光線。・・・でもこれでも以前に比べればだいぶマシにはなったんですよ。

ちょっと長めの休暇が・・・もう終わります。これをアップしたあとはもうさっさと寝て、早朝に出立しなければなりません。次に自宅に戻れるのは9月上旬頃かな・・・。
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2008年05月31日

右手の形。

手の甲を適度に内側に向け、指の関節を柔らかく保つことによって手のひらの側の空間を弾力的に使えるようにし、その形が崩れないようにする。

音がかすれようが弓がスカタン向こうがとにかく手の形を崩さないことを考えているうちに、どうにか右手の形は安定してきました。現在肘の位置および各種動作において動く方向(A線への移弦のときにしっかり動けていない、手が下方に落ちて弓の直角が保てていない)を調整中。あと込み入った動きのときに人差し指で弓を引っ掛けてしまう癖がまた出てきたので注意。
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2008年03月16日

左官屋。

相変わらず基本的なところばかり。

弓の当て方。左右方向に関して。弓の進行方向に弦を押し出すような角度で弓を当てるつもりで。そこから弓を動かすとき、その角度を変えない、弦の上を弓が転がらないように。要するに左官屋さんが壁土を塗り拡げるような感じ・・・かも。

弓を当てたときに弦の弾力を感じられるようになれば、発音がうまく行くような気もする。なので弦の上で弓をいろいろなパターンで弾ませてきちんと音を出す練習を気分転換でやったりしている。

バッハ2番、プレリュードはまだあちこち不完全だがとりあえずアルマンドの練習を始めてみる。重音をうまく響かせられるかが問題。

先月の14日に煙草をやめた。別に一念発起というわけではなく、好みの銘柄がちょうど発売停止になり、最近本数がやや多かったのでちょうどいい頃合かな・・と思った次第。それから一ヶ月。もすこし禁断症状めいたものが出るかと思ったけど、多少吸いたい気分になるくらいでそれほどではなかった。あとは酒の量をいかに減らすかが問題。
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2008年01月20日

上がるときは下げ、下げるときは上げる。

二日続けて書くのも久しぶりです。今日は両腕の肘の動かし方について考えたこと。

まず右腕。移弦のとき大きくしっかり動こうとして肘を目的の弦の方向に「うおりゃ」と動かそうとする・・・のが今までの自分だったのですが、このやり方だとどうしても肩に力が入り、必要な分量の動きが却って得られないだけでなく、腕全体の重量のバランスが崩れ、動作のぶれも大きくなる。また移った先の弦の上でも弓が暴れ、弦をつかまえたしっかりとした音が出せない。肘が上がりすぎ、または下がりすぎるため、肝心の「弓に腕の重さを乗せる」ための態勢がなかなか作れない・・・そういう多くの難点がありました。

これらの難点を多少なりとも改善するため、腕全体のバランスを保つことを主眼に、「肘を手の移動する方向とは逆に動かすつもりでやってみたらどうか」という思い付きを試してみました。人間が歩くときには、腕は身体全体のバランスを保つべく、自然に脚とは逆に振り出され戻されます。また手を振って「バイバイ」のしぐさをしてみると、手が右に動けば肘は左に、というふうにやはり逆に動きます。そういうバランス維持のいわば「習性」を、弓の動かし方にも使ってみようという考えです。

もちろん大幅に動かすのではありません。そういう「つもり」で動かすという意識と、身体の自然な反応がとが足しあわされた結果、必要な分だけ肘の送り・戻しが為され、それにより腕全体のバランスを崩す要因を少なくでき、肩に力を入れて腕を無理にコントロールする必要も減じ、腕の重さも弓に載せやすくなる・・・そういう良い方向の連鎖を期待してのものです。

実際この方法で、弓の動きはだいぶラクになりました。ヘタに肘を大幅に動かそうとせずとも弓は目的の弦に届いてくれるし、細かな音型を弾くときなどはむしろ肘は積極的に動かさず、弓を引く動作も移弦の動作も全部手首から先に任せてしまうくらいのつもりでちょうどよいのではないか・・・そういう感触を得ることができました。明日からはまた三日ほど仕事で家に戻れないのですが、また練習できたときにこの方法を、今度は弓をゆっくり動かしながら、徐々に身体に覚えさせようと思っています。

右腕の場合も、やはり手の移動すべき方向とは逆に肘を動かすことによって、バランスの保持、移弦やポジション移動の省力化が図れるようになると思います。手をある高さから別のある高さへと上げる、もしくは下げる場合、上腕も二の腕も肘も一緒に動かすよりは、肘を手と逆の方向に動かすほうがずっとラク。その要領です。
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2008年01月19日

過ぎたるはナントヤラ。

ここしばらくの間ボウイングがちっともうまくいかず、親指にやたらに力が入る状態が続いていました。今日はふと思いついて上体を今の状態からやや後ろに引いてみました。すると多少右手がラクになりました。身体で楽器を支えることを強く意識しすぎて、結果として前かがみになりすぎていたように思います。いつの間にか爪先立ちになることが多かったのもそれが理由かもしれません。

身体で楽器を支えることはあまり強く意識しすぎずに、腕をシンプルに、肩の力を抜いて弓とともに弦の上に置くことのほうを優先させる。弓の重みは膝から両脚と足の裏を通じて床に落ちていく感じで。

今日は他にも右腕のリラックスした動きを作る方法について考えました。自分の右肩の状態は、弓に腕の重さを自然に乗せようとして、却って力が入ってしまっている。そのため、腕は左右に始終動くのに、肩の関節はそれに追従できず、自然な動きを妨げている。

そこで、重さを乗せることはとりあえず脇において、腕の動きに関節を追従させることを優先させてみました。動きとしてはダウンボウの開始時に肘が逆に身体の中心方向に動き、アップボウの開始時にはやはり弓と逆に、わずかに身体から離れるように。イメージとしては、肘を間に挟んで弓をもつ手と肩が常に向かい合うように動く感じでしょうか・・・ううむ、なかなか書きにくい。

とりあえずこれで肩の緊張は多少取れたように感じたので、明日以降もすこしこれで練習してみます。
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2008年01月05日

支えあう関係で。

日が落ちてから2時間ほど練習。
前回の記事では「肘を動かしすぎないようにしたら右腕の動きが多少改善された、しかしわきの下あたりにまだ力みがある」といった意味のことを書きました。で、今日はその原因について考えてみました。

最近は上体が後ろに反り返らないようにし、楽器をしっかり支え、必要があれば上体を使って楽器をやや前に押し出すようにして、楽器本体が弓を迎えに行くような弾き方を考えて、それを実行しようとしていました。楽器をしっかり支えるという点は大きな間違いではないと感じているのですが、今日得た感触では、その支えようという意図がやや強くなりすぎているのではないか、という印象がありました。そのために右腕の移弦の操作の際、腕だけでなく肩から腰からすべてを「よっこらしょ」と運んでいるような形になっており、そのためにわきが固まってしまっている。

緊張を感じるのはわきの下の筋肉の、身体の側のほうの部分。ここの緊張を取り、肘を自由にぷらぷらと動かせるようにするための方法を考えました。

ひとつめに考えたのは「深呼吸」。息を深く吸ってから自然に吐き、その吐いたときの筋肉の状態を感じ取り、その状態をなるべくキープすることを考える。また演奏中にも息をなるべく深く吸い、吐くことを心がける。

そしてふたつめが今日のタイトルに書いた件です。チェロを身体で支えつつも、その意識が過剰になり過ぎないようにする。具体的に書くと、ちょうど「脚立」のように、チェロと上体がお互いを支えあうような形を作ってみる。そして弓や左手がチェロに加える重みが、チェロと身体の間を、自分の身体の中心線を通って落ちていくような感触を得られるように弾いてみる。

このような形を作るために、脚を置く位置も少し変えました。実のところ今日はじめてはっきり気づいたのですが、自分はチェロを弾くとき、重心が右に偏る傾向がある。その証拠に右足はしっかり接地していても左足が浮きかかり爪先立ちになっていることが多い。そこで両脚の間隔を少し狭くし、同時にいつのまにか楽器の外側に出ていた左脚の膝を、楽器を載せることができる位置にまで動かしました。

今日はここまで考えた時点でだいぶ遅い時間になってしまい、あまりこの姿勢を検証することはできませんでしたが、おおむね感触としては悪くないように感じました。明日以降時間が取れたときにもう少し確かめてみたいと思っています。
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2008年01月03日

初練習。

皆様、新年明けましておめでとうございます。
最近は練習の調子があまり思わしくなく、なかなか記事を書こうという気にならないため、更新が滞りがちになっておりますが、少しずつでも書き込みは続けたいと思っております。

昨日は今年の初練習をしました。昨年末のある日、右手の勘どころがつかめたような感触を得たのですが、それから仕事で数日練習できない日が続きました。ようやく時間を取って楽器を弾いてみたところ、残念ながらその感触はすでにどこかに行ってしまっており、それを再び見つけようとあせって年末はメタメタになっておりました。

昨日もしばらくはそのメタメタが続いていたのですが、身体全体のバランスを調整し、右肘を動かしすぎていたところを直した結果、やや持ち直しました。まだわきのあたりに力みがあり、そのために弓の動きがいまひとつスムーズでないところはありますが、この点は追々修正していきたいと思っております。

ここしばらく練習の中でバッハ無伴奏第2番のプレリュードを練習中。音程はともかくとしてようやく終わり近くまで練習は進みました。現在は盛り上がってフェルマータつきの属和音のあと、終わりの前フリの部分をさらっています。しかしその頭の部分、3ポジ近辺で半音ずつのポジション移動が・・・音程が一定の範囲に収まるようになるまでだいぶかかりそうです。
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2007年12月19日

クレーン、または釣竿。

やっと楽器をメンテに持っていくことができました。本当は9月か10月くらいに行きたいと思っていたのですが、仕事の都合で延び延びになっていました。工房は前に書いたように京都。

全体としてはおかしなところはナシ。ただ指板がだいぶ減ってきているとのことだったので、糸枕を含めて削ってもらいました。あとはもちろん弦の交換。ちなみに弓の毛の交換は現在ここの工房では事情によりできないとのことでしたので、徳島にある別の工房さんで済ませました。楽器本体もそこ(徳島)で見てもらう・・・という手もあるのですが、やはり最初から面倒を見てもらっている工房さんのほうが個人的に安心できるし、それに徳島でメンテをしてしまうと遠出をする理由がますます少なくなり、どこにも出かけなくなる、という理由で京都に通い続けています。

メンテを終わった楽器は良い感じ。湿気ていた音が乾いて軽く響くようになった感じ。ただしメンテに出す前は音の劣化をそれほどはっきり認識していたわけではないのですが。

で、あとは腕を上げるばかり・・・ということで京都から帰宅したその日から練習再開(もちろん、しばらくブログはサボっていましたが、練習はやっていましたよ・・・できるだけ)。

といっても、あまり進歩はなく、あいかわらず基本的なところであれこれ悩んでいます。腕の力みを上手く抜くにはどうするか。弦を必要十分なだけの力で押さえられるようにするには。等々。

まずタイトルで書いておいたことから。これも最近の思いつきなのですが、腕の力みを抜くために、身体をクレーンもしくは釣竿の本体、そして腕と手をワイヤーもしくは糸、針もしくはフックに見立ててやればどうか、というものです。

クレーンの操縦士さんは(もちろん人によって技量に差はありますが)、吊り下げたワイヤーやバケットを無駄に振り回すことなく目的の場所に落とします。このときワイヤーやバケットが自分で動いているわけではありません。あくまでクレーン本体の動きによって移動しています。で、自分の身体を使ってそのマネをしてみました。自分のこれまでの練習の流れからすれば、「身体を使ったボウイングその2」ということになります。まあ感触としては悪くないので、あとはこれに、左手の構え方、肘の使い方、手首に無駄な動きをさせない方法、を上手く混ぜることができればと思っています。

左手の構えについてはまたまた改造中。中指を、これまでほとんど親指と正対していた位置から少し前にずらす。やや閉じ気味だった指の間をこれまでより開き、手のひらの空間をもっと柔らかく使えないか試す。
「人差し指に邪魔をさせない」ことを考えるより、「他の指をもっと積極的に弓の操作に関与させる」ようにして、結果的に人差し指に頼る割合を減らす実験。その際に不可欠な、右手を必要以上に押し込んでいないかのチェック。手首をひねらせないための肘の操作。

A線を弾くときに、腕を全部そちらのほうになだれ込ませるのではなくして、C線側に荷重を十分残し、いわばカウンターウェイトのような具合にしてバランスと形を整えること。

左手と右手の動機の取り方をニ様に考え中。左手は思ったよりゆっくりやっても大丈夫なので、「やる気のない役人のようにあとからついていくつもり」というのがひとつめ。もうひとつは「左手は指のシモベ。右手は弾きたいタイミングで、弾きたい長さで弾く。左手はそれにご奉仕」がふたつめ。

左手はあまりよくない。肘の位置が分からない。音程が悪い。うまく行くときの感触を覚えられれば多少は進歩するかもしれないが。

一歩前進二歩後退、三歩前進?歩後退。
差し引きマイナスになってなければよいが・・・。
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