2011年11月18日

SACDプレーヤー導入。

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わが部屋にもようやくスーパーオーディオCDプレーヤーがやってきた。
DENONのDCD-CX3。ちょっと小ぶりでおしゃれな外観。でも筐体・回路のグレード・作りこみはしっかりピュアオーディオ水準。2006年からずっとカタログに載り続けている。オーディオの世界では商品の入れ替わりが他と比べて遅いとはいうものの、立派なロングセラー。

数年前から「買おうかなあ・・・」と思いつつ二の足を踏んできた自分が今回導入に踏み切ったのは、何より「安かったから」。定価126,000円、新品実売価格が安いところでも85,000円を超える機種だが、今回の自分の購入価格は税込み49,800円ナリ。
今回買ったこの個体は、近くの某量販店で長期間棚の肥やしになっていたらしきもの。つまり展示品。操作してみると中にディスクが入ったままトレイが開かなくなっていた。店員を呼び、「開かなくなったトレイの修理と各種動作チェックをメーカー送りにて実施」「付属品完備」「メーカー保証」「外観のクリーニング」「その上でお値段そのまま」で出せるか、と尋ねたら即答で店員のニイちゃんのOKが出たので買約。メーカー修理に2週間程度かかるとそのときは聞いたのだが、四日目の昨日の夕飯時に早くも連絡が来たので今日引き取りに行ってきた。

えらく早く戻ってきたのでいささか心配していたが、メーカーのサービスセンターの修理伝票もきちんとついていた。ドライブまわりのカムやらベルトやらを10点ほど交換したとのこと。どこにしまってあったのか取説がしわしわになっていたが、とりあえず付属品も完備。ただ箱がない。展示に出した時点でつぶしてしまったらしい。ばかものー。あと保証書が見当たらないので店員さん(こないだと同じニイちゃん)に訊くと、保証書はつけられないが故障したら自分に知らせてくれ、メーカーと交渉します、との返事。よく分からん。でも今回は一応メーカーの修理とチェックを通したのでまあいいか、ということにしておく。

さて帰宅して音楽PCの重石になっていたCDトランスポートを取り除き、同じ位置に今回買ったプレーヤーを設置。この機種にした理由には、値段のほかにも「音楽PCの上に置くことになるので、なるべくデカかったり野暮ったかったりしないものがいい」ということがあった。この機種ならコンパクト、しかも高級感もそこそこある。ただし展示品だったためか、天板にやや目立つ傷が1箇所。まあこれは仕方がない。あとフロントパネルにもセロテープのようなものを貼った跡が残っていたが、こちらは端子磨き用のアルコールをウエットティッシュに染み込ませて拭いてやればほぼきれいになった。

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手持ちのライブラリを掘り返し、SACD規格対応のディスクを集めてみた。合計16枚。当然すべてCD層とのハイブリッドタイプ。記念すべき初のSACD音出しは、


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モーツァルト : ヴァイオリン協奏曲集
アンドリュー・マンゼ (Andrew Manze)(vn、指揮)
イングリッシュ・コンソート
録音 : 2005年
(Harmonia mundi France HMU807385)

にした。
うん、音が軽い。湿り気が抜けて身軽になった感じかな。聴いてて気分がいい。
なので半分くらい聴いたところで居眠りしてしまった。気を取り直して今度は古い録音のDSDマスタリングによる復刻を聴く。

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マーラー : 交響曲第7番
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
録音 : 1965年
(Sony SICC-10063〜4)

この録音をアナログLPやこれ以前の復刻CDで聴いたことがないので比較はできないが、ダイナミックレンジが広く、かつ上のモーツァルト同様、音が束縛なく身軽に聴き手に向かってくるところは好印象。さすがに録音の古さ、マスターテープの経年変化まですべてDSDマスタリングとSACD化でカバーできているわけではないが。

残りのSACDを聴くのは次に回して、CDを聴いてみることにする。トップバッターはこれ。
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『ぐるみん』
オリジナルサウンドトラック
(同名ゲームソフトの特典のひとつ)

冗談? ウケ狙い? いえそれも半分ありますが、ゲーム音楽も時々聴くのです。ゲーム好きですからね。
で、聴いた感じ。これはいい。ゴキゲン。音楽の作り手の妙な力の入り方と、プレーヤー側のAL24なんとかという音質改善技術が相まって、なのかどうかは分からないが、音質明瞭、リズム強力、やたらに立派な再生音。
これ書いたら次はジャズのCDをどれか聴いてみよう。

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さて今まで活躍してくれたトランスポート、CEC TL2XMk2は、新プレーヤーの音質上々につき、晴れて退役となりました。7年間だったか8年間だったか、今までありがとう。すぐには処分せずにしばらくしまっておくけどね。


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トランスポートにかつて使っていたスタビライザー、Rosenkranz STB-1はこれを機にDACの重石に転用することにする。軽くて背後のケーブルに引きずられるので、それを防ぐため。今まではどっかの鉄工所で拾ってきた円柱形の金属片を使っていたが、さすがに不細工であった。ムクの真鍮製なので、そこそこ熱を発するDACの放熱を助ける・・・かもしれない。そこそこ値の張るものだったので、気分的にオマジナイ的な効果もあったりして。

今日のところは、SACDはDACにつないでいたラインケーブルをつなぎ換えて、そしてCDは以前オーディオ屋のオッチャンにつくってもらったケーブル(素材の素性はそこそこいいもの)を使って聴いたが、これ用のよさげなケーブルも今日注文しておいた。オヤイデのTUNAMI TERZO RR(1.0m)。おそらく仕事の都合でじっくり聴けるのはしばらく先になるだろうけど。


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2011年11月05日

PlayPcmWin+iTunes

去年の今時分に音楽用の静音PCを組んだが、ファイル形式と再生ソフトはそれまで使い慣れてきたaiff形式iTunesを踏襲してきた。
aiff形式は対応していない再生ソフトも多く、再生はできてもタグ情報やプレイリストをうまく読み込んでくれなかったりと、正直あまり融通の利かない形式である。またiTunesは、普及の度合いでは群を抜いているかもしれないが、PCでの音楽再生に熱心に取り組んでいる人たちの間では音が悪い悪いと言われ続けて久しい代物である。だがaiff形式はwav形式と違って、タグ情報やアルバムアートの画像をファイル自身に埋め込むことができる。またiTunesは音楽ファイルの管理がしやすく、また再生時に直感的に使えるインタフェースはたいそう優れている。そして個人的な感覚で言うならば、巷間言われているほどに音が悪いとも思えなかった。というわけで可逆圧縮だのハイレゾ再生だのASIOだのWASAPIだのをネットやら雑誌やらでちらちら見つつ、aiffとiTunesをそのまま使い続けてきた。

なのだが今回、出先で仕事の合間の暇つぶしのために書店で買った「PCオーディオファンNo.5」(共同通信社)を読んでいていささか触発され、できるだけ金のかからぬ範囲で音質の向上に取り組んでみることにした。条件はひとつ。できるだけiTunesと同等の管理・再生のしやすさを確保すること。もともと自分がPCで音楽を再生するに至ったのはまず大量のライブラリを一挙に、しかも簡便に管理し、好きなときに好きな曲を簡単な操作で聴けるようにするためであり、まあ音が良いに越したことはないが、それまで使っていたCDトランスポート&DACと同等の音質が確保できればそれでよかったからである。実際iTunesの音質は、上に書いたように自分の聴覚および環境ではそれほど聴き劣りのするものではなかった。

さて、まず再生ソフトを変えてみた。試したのはfoobar2000Winamp、そしてJ.River Media Center。foobar2000は音質に定評がある。Winampはそれほど音質上の高い評価は聞かないが、iTunesのライブラリやプレイリストを比較的簡単に取り込むことができる。そしてJ.River Media CenterはiTunesに近い、見やすいインターフェースを持ち、しかもiTunes以上に管理・再生に関して多機能である。そしていずれのソフトも、Windowsの音声処理プロセスであるカーネルミキサー・・・とやらをバイパスできるWASAPI排他モード・・・とやらに対応しているとのこと。

まずfoobar2000は早々に諦めた。音は排他モードの設定をしなくともiTunesよりよいように感じたが、aiffファイルのタグ情報を読み込んでくれない。方法はあるのかもしれないが自分には見つけられなかった。
Winampではファイルのインポートとともにタグ情報を読み込んでくれ、また階層構造は反映してもらえなかったもののプレイリストのインポートも可能だった。・・・だがせっかくのアートワークを読み込んでくれない。以前AACファイルを読み込ませたときにはアートワークも表示してくれたので、イケルと思っていたのだが・・・。「No Artwork」の四角い枠がずらずらと並ぶのを見続けるのはかなり寂しいものがあるし、インターフェイスもfooberほどのとっつきにくさは感じなかったものの感覚的にあまりしっくりこなかった。ということでこれも候補から除外。
J.River Media Centerはネットで見つけたとき、上記のソフトの中でiTunesにいちばん近そうなインタフェースが眼を引き、「おっ、これは・・・」と感じた。aiffファイルのタグ情報もアルバムアートもファイルのインポートだけででき、しかもiTunesと同様にアルバムアートをずらりと並べ、その大きさをスライダで任意に変更することもできる。・・・だがプレイリストのインポートがうまくできなかった。そしてどのようにスライダを操作してもアルバムアートがぎちぎちに詰めて並べられてしまって息苦しく見える、アルバムタイトルとアルバムアーティストをアルバムアートの下に同時に表示できない。(2012/02/22追記 : これらは改めてテストを行った結果、正しくない記述だった。2012年2月21日付の記事参照)また多機能なのはいいが設定項目が多すぎて自分にはいささか使いづらく感じた。そして30日試用可能とはいえ有料(45USドル)。使いこなせれば・・・という気もしたが、これも採用は見送り。

うまくいかんのう・・・と思いながらふたたびネットのあちこちを探してみると、「PlayPcmWin」というソフトを見つけた。WASAPI排他モード対応、および音楽ファイルをいったんすべてメモリに読み込んでから再生する(よって再生中にこのソフトによるストレージへのアクセスは一切なし)という動作が特徴のソフト。おなじみのエクスプローラーで再生したいファイル(またはファイルが収められたフォルダ)をこのソフトの大きな四角い枠内にDrag&Dropしてやり、再生ボタンを押すと、読み込みにしばし待った後に再生が開始される。
音はいい。iTunesより音がほぐれ、余裕が感じられ、空間の情報量も増したように感じる。今までよりだいぶ聴き疲れしにくそう。ただこのソフトにはライブラリ画面もプレイリスト画面もない。作者のサイトに拠れば、そうした有名どころのソフトに実装されているような機能を充実されることはそもそも目指していないらしい。再生方法はただ上のようなD&Dのみ(タグ情報とアルバムアートはきちんと読み込んでくれるが)。ネットの各所にもその点は使いづらいとの評が見られる。

だがこの「使いづらさ」は今まで使ってきたiTunesを活用してやることでおおむね解消できる。
iTunesを起動し、右上のボタンで表示を「グリッド画面」(アルバムアートが並ぶ画面)にし、聴きたいアルバムの上で右クリック、するとメニューの中に「Windowsエクスプローラで表示」という項目が出てくるのでそれをクリック。するとそのアルバムの収録曲が収められたフォルダがエクスプローラで表示される。その画面が出たのちiTunesを終了させ、あとは上の手順でもってPlayPcmWinで再生させる・・・という方法。手数は増えるがファイル探しに迷うことはなくなる。そしてフリーソフト。ありがたい。

というわけで、iTunes+PlayPcmWinの二本立てで行くこととした。まあPlayPcmWinはリモコン操作ができないので、寝ながら気楽に聴くようなときにはiTunesだけを使うことになるだろうが。「PCオーディオファンNo.5」の付録DVDに収録されていた24bit96khzのハイレゾ音源がちゃんと出力できているかを確かめるために久しく音楽PCの重石になっていたDACを久しぶりに稼動。きちんと96khzでロックされ、ひと安心しながら高音質音源をしばし鑑賞。やはり音の出方にCDより余裕が感じられるね。これを機にアンプとの接続を今までのサウンドカードからのアナログ出力(これも悪くはなかった)からDACを経由したデジタル出力に変更した。久しぶりにオーディオ的な興味が持ち直してきたかもしれない。その勢いで自分の使用機器をずらずら書いてみたりする。

○PC
【CPU】 AMD Athlon II X2 Dual-Core 240e BOX
【クーラー】 Cooler Master Hyper TX3 RR-910-HTX3-GP
【M/B】 ASUS M4A88TD-M EVO/USB3
【Mem】 CFD W3U1333Q-2G (DDR3 PC3-10600 2GB×2枚組)
【HDD】 crucial RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1(起動用SSD) WESTERN DIGITAL WD15EARS (1.5TB SATA300)(データ用HDD)
【VGA】 オンボード(Radeon HD 4250相当)
【サウンド】 ASUS Xonar Essence STX
【キャプチャ】 なし
【光学ドライブ】 なし(必要時に限りロジテック製外付けDVD-ROMドライブ)
【ケース】 LIAN LI PC-C33 [Black]
【電源】 オウルテック SS-650KM

○それ以外のハード
【DAC】 Birdland Audio Odeon-lite
【プリ】 Accuphase C-265
【パワー】 Accuphase P-450
【SP】  Infinity Kappa90

○ソフト
【OS】 Microsoft Windows7 Home Premium 64bit SP1
【再生】 PlayPcmWin ver.3.0.32 (64bit)
【リッピング】 MusicBee ver.1.2.4037
【ライブラリ管理】 iTunes ver.10.5.0.142
【PC環境整備】 Fidelizer ver.2.0
【オマモリ】Norton Internet Security ver.19.1.1.3
posted by とりぷる at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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